放射線治療はがんキラー!~しっかり治療で再発バリア~

病院

血便がみられるがん

看護師

症状と診断法

直腸からできるがんを直腸がんといい、多くは粘膜の腺細胞から発生します。肝臓などに転移することもあります。50才以上で喫煙し高脂肪食を摂るヒトや大腸ポリープ症を家族に持つヒトで多くおこります。初期にはありませんが特徴的な症状は便に血が混ざることで、痔と間違えることがあります。このため貧血の症状がでたり腹部の膨満感や痛み・便秘・残便感や下痢などを訴えることがあります。直腸がんのスクリーニングには、微量の出血を検出できる便の潜血反応がおこなわれます。診断には消化器科の専門医による直腸指診・注腸バリウム検査や病理診断のための生検材料を採取できる大腸内視鏡検査が実施されます。また超音波検査や核磁気共鳴画像法などによって直腸がんの広がりが判定されます。

治療

直腸がんの広がりの程度や患者さんの体力によって、適切な治療法が選ばれます。ポリープ状のがんは大腸内視鏡で切除できます。手術による治療ではがんの進展度合いによって、がんだけでなく周囲の粘膜組織やリンパ節も取り除きます。直腸がんができる部位によっては肛門を残すことができますが、難しいときには人工肛門がつくられます。放射線療法や化学療法は手術の前後に実施されます。放射線療法は腹痛などの症状を和らげることもできます。放射線を外部から与える外部照射療法と手術中に体内から照射する内部照射療法があります。化学療法には5-フルオロウラシル・アイソボリンやイリノテカンなどが用いられます。転移がある直腸がんに対しては、放射線療法と化学療法が組み合わせて用いられます。

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